人材育成

基本的な考え方

当社グループは、「2030年ありたい姿」として、形鋼分野におけるグローバルNo1の地位確立と、新たな事業領域への挑戦を掲げ、これらを通じて持続的な成長を目指しています。その実現に向けて、人材は最も重要な経営基盤であり、価値創造の源泉であると位置づけています。多様な国・地域で事業を展開する中で、社員一人ひとりが専門性と主体性を高め、変化に対応しながら挑戦し続けることが、2030年ありたい姿の実現につながるとの認識のもと、計画的かつ継続的な人材育成に取り組んでいます。
また、多様な人材が同じ目標に向かって力を発揮するためには、グループ共通の価値観・行動指針が欠かせないと考えています。こうした考えのもと、当社グループでは、グループの価値観・行動指針である「Yamato SPIRIT」を策定するとともに、これを日々の業務の中で実践するため、グループのあるべきマネジメント・コミュニケーションの姿として「Yamato Way」を定めています。これらを就業規則に明記し、目標設定と連動させることで、すべての社員が同じ理念のもとに個々の成長を促進するように努めています。

高度で多様なプロフェッショナル人材の育成

2030年ありたい姿の実現に向けた事業成長と競争力強化を支えるため、高度な専門性と広い視野を併せ持つプロフェッショナル人材の育成を進めています。OJTを基軸に、階層別・目的別研修を体系的に組み合わせることで、役割やミッションに応じた成長を支援しています。
また、2025年には、役割・成果・専門性を重視した人事制度を導入し、経営人材や高度プロフェッショナル人材の育成を中長期視点で行い、社員一人ひとりのキャリア自律と組織の持続的成長の両立を図っています。

グローバルで活躍する人材の育成

当社グループではすべての社員を「グローバル人材」と位置付けています。海外事業の拡大を支えるうえで、グローバルで活躍できる人材の育成が不可欠であるとの認識のもと、海外グループ会社との人材交流や短期・中長期の海外派遣を通じて、異文化理解力、実践的なマネジメント力の向上を図っています。
また、語学研修や専門研修などの実施を通じて、海外拠点において中核的役割を担える人材の育成を進め、グループ全体での人材循環と組織力強化につなげています。

グローバル人材育成に向けた各種研修・サポート

内定者研修 内定者の研修では、社会人としての心構えや仕事の進め方など基本的な内容をレクチャーします。また、通信教育を使った英語学習や簿記・TOEIC・MOSなどの資格取得支援制度も利用いただけます。
入社時研修 約3週間、新入社員全員で、大和工業グループや鉄鋼業界の理解を深める集合研修を実施しています。グループ内の会社に配属後、各事業に応じた研修や教育が実施されます。
エルダー教育 全ての新入社員一人ひとりに先輩社員が1年間「エルダー」として、仕事のことから新生活のことまでサポートします。成長度をフィードバックし、新入社員の成長に寄り添った指導を実施します。フォローアップ研修なども行い、皆さんの1年目をしっかりとバックアップしていきます。
フォローアップ研修 入社後、定期的な集合研修を行うほか、社員各自のキャリア希望や適性に沿った教育体系の充実化を図っています。
例えば、海外での活躍を期待する場合、グローバル人材育成として、語学学校や海外留学派遣、海外事業所への短期駐在など、多様な教育機会によりエキスパートの養成を行います。

グループ全体の技術力向上のトレーニング

当社グループでは、グループ全体の技術力向上・DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進を図るため、操業・設備の改善、新設備、技術に関する情報やノウハウを常にグループ会社間で共有展開しています。
また年に一度、グループ各社のエンジニアが集まり、情報交換・技術の水平展開等を目的とした技術会議を開催しています。海外技術者ともコミュニケーションを図り、互いに刺激しあいながら学ぶことで、常に世界レベルの技術を維持し、高い実績へとつなげています。
米国のNucor-Yamato Steel Company(NYS)やタイのSiam Yamato Steel Co., Ltd.(SYS)の最新技術・設備を導入している海外製造拠点の知見をヤマトスチールに逆輸入し、製造現場のDXを推進します。