リスクマネジメント
基本的な考え方
当社グループは、企業活動を取り巻くさまざまなリスクを、経営目標の達成に影響を与える不確実性として捉えています。リスクの予防から発生時の対応、収束・再発防止までを適切に管理することが、社会的責任を果たし、ステークホルダーからの信頼向上と「2030年ありたい姿」の実現につながると考えています。
リスクマネジメント活動では、グループ各社の自主性を尊重しながら、重要リスクを共通の視点で把握・評価し、必要な対応につなげています。また、不測の事態が発生した場合でも、不都合な情報ほど迅速に共有する「BAD NEWS FIRST」の姿勢を大切にし、風通しの良い組織風土のもとで、リスクへの迅速かつ適切な対応に努めています。
当社が認識している事業等のリスクは、有価証券報告書「事業等のリスク」をご覧ください。
体制
当社グループは、リスクマネジメントに関する方針・規程および「経営危機管理規程」に基づき、グループ全体で統合的なリスク管理を推進しています。取締役会がグループ全体のリスク管理体制を監督し、グループ各社および各部門が日々の事業活動の中でリスクの識別・評価、対応、改善、モニタリングに取り組んでいます。
不測の事態が発生した際には、速やかに初動対応を行い、外部専門家とも連携しながら、損害の拡大防止、被害の最小化、事業活動の早期回復に取り組む体制を整備しています。
また、グループ横断的なリスクへの対応力を高めるため、リスクマネジメント部がリスクマネジメント、コンプライアンス、危機管理を一体的に推進しています。平時のリスク把握から有事の初動対応、再発防止までを一貫して捉え、活動内容や課題は経営層へ適宜報告し、継続的な改善につなげています。
BCP(事業継続計画)の取り組み
当社グループは、災害などの緊急時に迅速に行動できる体制を整備しています。火災や地震を想定した訓練、安否確認サービスを活用した訓練などを継続的に実施し、災害時の情報収集・連絡体制の強化に取り組んでいます。有事の際は、人命の保護、事業活動の早期復旧、社会的信用の維持を最優先に、被害の最小化に努めます。
リスクカルチャー醸成に向けた取り組み
当社グループは、社員一人ひとりがリスクマネジメントを日常業務の一部として実践できる企業風土の醸成が、リスクマネジメント活動の実効性を高めるうえで重要であると考えています。役割に応じた教育・研修や継続的な情報発信を通じて、リスクマネジメントの目的や役割への理解を深め、日常業務におけるリスク感度の向上を図っています。
また、リスクマネジメントとコンプライアンスに関する情報発信を継続し、法令・社会規範を踏まえた適切な行動の定着を推進しています。今後も、社員一人ひとりがリスクを早期に察知し、適切に報告・対応できる組織風土づくりを進めていきます。

リスクマネジメント研修の様子
