2023/08/04(2024年10月23日 更新)当社加盟の国際団体「Global Steel Climate Council」が鉄鋼産業の脱炭素化を促すべく、業界基準を策定・公表

大和工業株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:小林 幹生)が会員として加盟する「Global Steel Climate Council」(以下、GSCC)は、2022年11月の設立以降、着実に成長を続け、現在では北米、欧州、その他地域の鉄鋼メーカーや協会、鉄鋼サプライチェーンに関わる団体など、80カ国以上で活動を展開しています。

2023年8月に、GSCCは温室効果ガスの削減目標を示した業界基準「The Steel Climate Standard」(原文当社日本語訳)を策定し、公表しました。この基準は、鉄鋼製品のライフサイクルにおける温室効果ガス排出量の測定・報告方法や、パリ協定が掲げる1.5℃シナリオに対応する鉄鋼業界の目標を明確にしたものです。また、2024年4月には、基準の運用における詳細な指針をまとめた「Supplemental Technical Guidance」(原文当社日本語訳)も公表されています。

GSCCは各国政府、鉄鋼ユーザー、その他のステークホルダーに対して、この基準の普及と理解を促進し、支持を得るための活動を進めています。当社も加盟メンバーとして、GSCCの活動を積極的に支援してまいります。なお、当社グループの連結子会社であるタイのSiam Yamato Steelおよび米国のArkansas Steel Associates LLCもGSCCに加盟しています

当社グループは、持続可能な社会の実現に向け、グループ全体でサステナビリティ経営を推進しています。2020年にはCSR委員会(現・サステナビリティ委員会)を設置し、2023年3月には「サステナビリティ基本方針」および「国内2030年/2050年環境Vision」を発表しました。これにより、気候変動をはじめとするさまざまな課題に対応し、持続可能な社会の実現とグループ全体の持続的な成長・企業価値の向上を目指しています。

<最終更新日:2024年10月23日>

【備考】
GSCCが策定した「The Steel Climate Standard」および「Supplemental Technical Guidance」の原文(英語)および当社による日本語訳はそれぞれ上記の各リンクよりご確認いただけます。
なお、当社による日本語訳は抄訳であり、あくまで原文が正であることをご留意ください。当社は翻訳内容に起因するいかなる責任も負いかねますので、ご了承ください。
当社の日本語訳版の「The Steel Climate Standard」概要はこちらからもご覧いただけます。