2025/06/03米国学生の日本への短期留学支援プログラムを実施
大和工業株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:小林 幹生)は、留学支援事業の一環として、当社の米国拠点が所在するアーカンソー州の大学生2名を日本に招き、日本文化を紹介する短期留学プログラムを実施しました。社員の自宅でのホームステイ受け入れに加え、社員の引率による地域児童・生徒との交流、観光地訪問など様々な活動を行いました。
本プログラムは、当社が1996年よりアーカンソー・ノースイースタン・カレッジ(ANC)の学生を日本に招く短期留学制度として導入し、これまで国際的な相互理解の促進に努めてまいりました。 ANCは、当社が1987年にアーカンソー州ブライスビルに設立したニューコア・ヤマトスチール(Nucor-Yamato Steel, NYS)社の近隣に位置しており、当社駐在員やその家族もANCの英会話教室に参加するなど、長年にわたり現地での深い交流を続けています。
今回は、父と祖父がNYSで勤務され、当社に深い理解と関心を持つランドン・レンさん(19歳、写真右から2人目)と、小学校教師を目指すカリー・コストナーさん(20歳、4人目)が、多数の応募者の中から選ばれ、2025年5月18日から5月31日までの約2週間にわたるプログラムに参加しました。社員の引率のもと、姫路市内の観光や当社の工場見学をはじめ、大阪万博や京都、広島にも足を延ばし、日本の歴史や文化に触れていただきました。 また、姫路市の市立南大津小学校や兵庫県立姫路西高等学校を訪問し、英語の授業などで児童や生徒との交流を深めました。
今後も大和工業はこうした国際交流の機会を通じ、地域社会との連携を深めるとともに、未来を担うグローバル人材の育成に貢献してまいります。
〈参加者の感想〉
ランドンさん:「将来はNYSのような鉄鋼メーカーで働きたいと考えていますが、今回のプログラムを通じ、姫路市をはじめ、訪れたすべての地域で日本についての理解を深められ、すばらしい経験ができました」
カリーさん:「姫路市は人が多すぎず、都会の魅力もあってとても気に入りました。姫路城では将軍にまつわる歴史を聞いたり、立派な石垣を見学できたりし、日本の歴史や伝統にますます興味を持ちました。高校生の英語授業への参加態度が積極的で、一緒にクラスを楽しめたことがよい経験になりました」
〈日程〉
令和7年5月18日~31日
〈訪問場所〉
姫路城、自社工場、姫路市立南大津小学校、淡路島、広島
神戸、兵庫県立姫路西高等学校、大阪万博、京都、東京など
〈写真〉
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