2026/09/01姫路西高×大和工業 国際探究プログラムで高校生がタイへ渡航 ―現地の連結子会社でのプレゼン発表、現地生徒との交流を実施―

大和工業株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:小林 幹生)は、兵庫県立姫路西高等学校(以下、姫路西高)との連携により、生徒がグローバルな視野で社会課題を調査・研究する「姫路西高×大和工業 国際探究プログラム inタイ王国」を実施いたしました。
第2回となる今回は、姫路西高2年生の6名が参加。5月に当社での事前研修で鉄づくりへの学びを深めたのち、2026年8月3日から8月7日の行程で、当社タイ連結子会社Siam Yamato Steel Co., Ltd.(SYS)を訪問しました。現地では駐在員による講義や工場見学を行ったほか、生徒が自ら設定したテーマについてSYS幹部に向けて英語でプレゼンテーションしました。また、SYSが現地の学校に寄贈したスマート教室を訪問し、日本語授業を通じて現地の生徒と交流しました。

  

本プログラムは、文部科学省が推進するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として、生徒の皆さんにグローバルな視野と実践的な学びの機会を提供することを目的に実施されました。当社グループへの訪問や工場見学などを通じて、国際的な感覚やものづくりへの理解を深めていただくことを目指しています。また、渡航に先立ち、2026年5月27日には姫路本社において事前研修を実施し、大和工業グループの事業概要や電気炉による環境に配慮した鉄づくりについて紹介しました。

〇プレゼンテーションについて
生徒6名は、3つのグループに分かれてタイの社会課題を調査・研究し、その成果を現地で発表しました。SYSのスタッフから提案内容や実現可能性などについて質疑も活発に行われました。

①食品ロスと子どもの栄養不足を解決する栄養パウダーの提案
タイでは一人当たり食品ロスが増加している一方で、0~4歳の発育阻害率が日本より高い社会課題があることに注目。食品ロスを長期保存可能な栄養パウダー化することにより子どもの栄養不足と食品ロスを同時解決する方法を提案しました。

②タイの病院の待ち時間改善のためのアプリ提案
タイで「30バーツ医療制度」が導入されて以降、多くの国民が医療を受けられるようになった一方、そのために待ち時間が課題となっていることを指摘。アプリの導入により問診や薬の受け取りの待ち時間削減を提案しました。

③工場で発生する労災削減に向けた、ナッジ理論の活用提案
労働災害が人口比で日本より多いタイの現状を調査し、この課題をナッジ理論(自発的に望ましい行動を選びやすくする手法)を用いて解決するアイデアを提案。工場前で自分の安全装備を確認するための鏡「S.Y.S Mirror」 の提案を行ったほか、クレーンのフックに目のデザインをつけることで作業者の注意力をより高める効果を期待したAI動画を紹介しました。SYSコメンテーターからは、高校生のAI活用について質問が飛び交いました。

〇実施概要
・日 時:2026年8月3日(月)~8月7日(金)
・主 催:兵庫県立姫路西高等学校、大和工業株式会社
・協 力:Siam Yamato Steel Co., Ltd.(サイアムヤマトスチール、SYS)

〇行程

3日 関西国際空港からバンコクへ出発
4日 SYS歓迎セレモニー、企業紹介
大和工業の駐在員による講義
現地の中高一貫校のスマート教室を訪問、日本語授業や昼食で交流
現地の病院視察、SYS寄贈の網膜レーザー治療設備を見学
5日 姫路西高生徒によるプレゼンテーション発表会を実施
6日 バンコク市内視察
7日 帰国

〇写真(現地の学校訪問時の日本語クラスや、SYSでのプレゼンテーションの様子など)