2026/03/17ヤマトスチールの+Greenが東急不動産物流施設「LOGI’Q広島」に初採用 業界に先駆け、バリューチェーン全体の脱炭素化へ大きく前進
大和工業株式会社の連結子会社であるヤマトスチール株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:山内 靖彦、以下「ヤマトスチール」)は、東急不動産株式会社(以下「東急不動産」)およびその子会社である株式会社リエネ(以下 「リエネ」)と連携することで、新たな環境配慮型鋼材のスキームを構築し、東急不動産が開発予定の物流施設「LOGI’Q広島」に採用されました。GHG排出量が相対的に大きい鉄鋼バリューチェーンにおいて、Scope3排出量の削減を目指す鋼材ユーザーと、Scope1・2排出量の削減に取り組む鉄鋼メーカーが一体となり、本スキームを通じて、グリーン・トランジションを一層加速させてまいります。

本スキームでは、ヤマトスチールの環境配慮型鋼材ブランド「+Green」の製造に使用する電力に、東急不動産が保有する国内再エネ発電所由来の環境価値を活用することで実質的な再エネ化を進めます。製造された鋼材を東急不動産が開発中の「LOGI’Q広島」(広島県広島市)に使用することによって、ヤマトスチールでは製造段階のScope2排出量が、東急不動産では鋼材調達に伴うScope3排出量が削減され、サプライチェーン全体での排出量削減に寄与します。当該環境価値はリエネが仲介しています。(以下、今回のスキームによって製造・供給される製品を「本製品」とする)。
本製品の使用量は数千トン規模に達し、国内建設業界における環境配慮型鋼材の採用事例としては最大規模となります。高炉材からの置き換えを考慮すると、GHG削減効果は4,000t-CO₂を超える見込みです(*1)。協働イニシアチブとしての本連携を通じて、今後、本製品のような環境配慮型製品の採用拡大と、建設業界におけるサプライチェーン全体の脱炭素化をさらに推進してまいります。
尚、LOGI’Q広島では、本製品の採用に加えて、建物内で使用する電力を東急不動産の発電所由来の再エネ電力とするなど、その他の脱炭素化施策も実施されております。
1.本取り組みの概要

2.当社の脱炭素に向けた取り組み
大和工業グループは「国内2030年・2050年環境Vision」において、2030年でのCO₂排出量の46%削減(2013年比)及び2050年カーボンニュートラルへの挑戦を掲げております。2024年4月に販売を開始したヤマトスチールの+Greenもこの目標達成に向けた移行手段の一環であり、これまでに国内建設業界の鋼材需要家よりご好評いただいております。大和工業グループは、サステナブルな社会の実現に向けて、これからも環境にやさしい“未来の鉄”を提供していきたいと考えています。
大和工業のサステナビリティ:サステナビリティ|大和工業株式会社
(*1)World Steel Associationが公表している高炉製法によるCO₂排出量の業界平均値との比較からの概算値。

