豊かな社会の実現に貢献する
ものづくり企業
1944年の創業以来、鉄道軌道用品、鋳鋼品、そして鉄鋼製品と一貫して「鉄」のものづくり企業として社会インフラの発展に貢献してまいりました。
どの大手系列にも属さない独立資本グループであり、日本の電炉メーカーに先駆けグローバル展開を行う等、独自の成長への道を自ら切り拓いてきました。
yamatoが大切にするのは、モノづくり企業としての誇りと、フェアの精神。国内はもとより世界中のどこにおいても、yamatoはマーケット、提携先、取引先、そして社員一人ひとりとのフェアな関係構築を重んじます。
モノづくりの技術で世界に貢献する日系企業としての誇りを忘れることなく、一人ひとりが能力と人間力の向上に取り組み続けます。yamatoの海外展開はアメリカ、アジア地域に加え中東地域へと大きく広がりました。磨き上げた技術で世界的シェアの拡大を目指します。

DOMESTIC
国内事業展開
社会インフラを支える柱となる鉄事業
わたしたちは数ある鉄鋼製品の中でも、土木・建築に用いられるH形鋼を中心とする「形鋼」を主力製品とし、その他、大型船舶の船尾骨材や、鉄道軌道用品の製造など、「鉄」で社会インフラを支える事業を行っています。
鉄鋼事業

鉄鋼事業は、「製鋼」と「圧延」の二部門で構成されています。
「製鋼」では、大型電気炉や連続鋳造設備によって鉄鋼製品の材料である半製品を造り、「圧延」では半製品を加熱炉や圧延機といった設備で加工を行い、様々な鉄鋼製品を生産しています。
重工事業

重工事業では船体の船尾部分で舵やプロペラを支える「スタンフレーム」の制作を主力としています。スタンフレームメーカーとしては国内シェアトップクラスです。
大型鋳鋼品の製作から機械加工、大型の製缶構造物の製作まで、一つの事業所で一貫した製作工程を有しているのが大きな強みです。
軌道用品事業

鉄道における分岐器や脱線・逸脱防止ガードを通じて広く鉄道の安全に貢献している軌道用品事業。
大和工業の祖業であり、半世紀以上にわたり積み重ねてきた技術と経験は国内外から高い評価と信頼を得ています。
持続可能な社会の実現に向けて!
環境への取り組み
ENERGY SAVING
FUTURE 01
電気炉について
鉄のスクラップが高品質な鉄鋼に。
電気炉で資源リサイクルに貢献。
わたしたちは半世紀以上、寿命を全うした鉄スクラップを、電気のアーク熱で溶解、新たな鉄鋼製品として蘇らせる電炉(電気炉)事業を手掛けています。
資源循環によるサーキュラーエコノミーの実践と、高炉製法よりも大幅に少ないCO2排出量での生産が可能であり、社会のサステナビリティにも貢献しています。

FUTURE 02
製造工程の省エネ化
省エネ、再利用、代替エネルギー、
製造技術の改善でエコに貢献。
日本の拠点であるヤマトスチールでは、より環境負荷の少ない設備を導入し、CO2排出量を低減。
また、タイのSiam Yamato Steelでは太陽光発電による自然エネルギーの活用や廃熱利用の促進などの環境対策を積極的に行い、グループ全体で省エネルギー・省資源化へ向け日々開発研究を重ねております。

OVERSEAS
海外事業展開
世界の優良企業との
パートナーシップ
大和工業は1987年の米国進出を皮切りに、東南アジア、中東、韓国と世界8か国に展開。
需要が堅実な市場や今後インフラ投資の伸びが期待できる新興国などに拠点を持ち、その国の成長に寄与しています。
さらに現地の商習慣やマーケットに精通した優良企業をパートナーに迎え、大和工業の「ものづくりの技術」と、パートナーの現地での経営ノウハウを融合させることで、合弁事業(JV=Joint Venture)を拡大・発展させています。
その背景にあるのは“JV first”の理念。
短期的な株主利益よりも、合弁事業が必要とする設備等への投資を最優先することで、サステナブルな成長を続けています。
