会社を知る
一目でわかるyamato
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鉄鋼業界において確かな実績を積み、着実に成長しつづけている大和工業グループ。
当社の数ある特長の一部を“見える化”しました。
1944年11月、創業者である井上浅次が兵庫県姫路の地で創業、当初は軌道用品の製造を手掛け、その後、1970年代には鉄鋼製品が主力となり、その技術を以て1980年代には同業他社に先駆けてアメリカに進出。その後、タイ、韓国、バーレーン、サウジアラビア、ベトナムと展開を進め、グローバル鉄鋼メーカーとしての進化を続けています。
2019年11月の創立75周年を機に、次なる飛躍に向けグローバルロゴと、新たな企業理念Mission-Vision-Yamato SPIRITを制定しました。
大和工業グループは1987年にアメリカに進出して以来、グローバル展開を進め、現在では7ヵ国で事業展開しています。アメリカ、タイ、ベトナムの事業会社は形鋼のマーケットシェアでトップの地位にあり、現在では経常利益に占める海外の比率が8割までに成長しました。
こうした大和工業グループの海外事業は、パートナーを組む各地における有力企業との信頼関係を基盤とした強固なパートナーシップに支えられています。
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アメリカのパートナー / Nucor社
アメリカ最大の鉄鋼メーカーであるNucor社は、当社と合弁を組むまではH形鋼の製造を行っておらず、当社がH形鋼製造のノウハウを、Nucor社がアメリカ鉄鋼業界の知識をもちよりNucor-Yamato Steelを設立しました。Nucor-Yamato Steelは競争の激しい北米マーケットに於いてマーケットリーダーの地位を確立しております。
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タイのパートナー / Siam Cement社
タイの王室系財閥企業であるSiam Cement社は、民族系としてはタイ最大のコングロマリット企業です。Siam Cement社は形鋼の製造技術を持つパートナーを探しており、東南アジア進出を目指す当社と方向性が合致しました。合弁で立ち上げたSiam Yamato Steelは、形鋼メーカーとしてタイ国内でリーディングカンパニーの地位を確立しており、東南アジアマーケットでの形鋼製品普及に貢献しています。
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韓国のパートナー / 大韓製鋼社
韓国の鉄鋼業界で66年間のキャリアを有する企業。2020年8月までは当社が100%出資でYK Steelの経営を行ってきましたが、競争力を一層強化し収益性の更なる向上を図る為、韓国の鉄鋼業界に精通した大韓製鋼とパートナーシップを組むことで、韓国棒鋼市場における大手3大メーカーの一角を占める地位を確立しました。
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中東のパートナー / Foulath社
湾岸6ヵ国の政府が均等に資金を投入し立ち上げたGulf Investment Corporation(GIC)が保有する、鉄鋼業界に特化した持株会社です。中東における商習慣を熟知したパートナーであり、合弁事業としてバーレーンでSULBを立ち上げ、サウジアラビアに於いては、Saudi Sulbを設立しました。
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ベトナムのパートナー / POSCO社
韓国最大であり、世界でもトップクラスの鉄鋼メーカーであるPOSCO社は、これまで世界各国で薄板をはじめとする様々な鉄鋼製品を手掛けています。2020年に発足した同社とのPOSCO YAMATO VINA STEELには当社だけでなく、東南アジア市場に知見のあるSiam Yamato Steelからも出資しており、3社のシナジーを最大限に活かし、ベトナムのインフラ発展を支えています。
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インドネシアのパートナー / Gunung Raja Paksi社
Gunung Raja Paksi(GRP)は、インドネシアでは50年以上の操業経験を持つ、大手民営電炉鉄鋼メーカーです。GRPは形鋼事業を分社化し、大和工業グループへ譲渡したのちも、現地合弁パートナーとしてGYSの経営に参画しています。
大和工業のROS(売上高経常利益率)は、昨年の50.2%を大幅に上回る60.7%となっており、6年連続で業界第1位となっています(*1)。
これには少数持分出資と、成長した海外事業の貢献が大きく影響しています。
また、自己資本比率も80%超という高い水準を維持しており、収益性だけでなく安定性も兼ね備えています。
*1 2018年度~2023年度
大和工業グループの主力製品であるH形鋼を含む、形鋼の生産能力は約650万トンとなり、世界有数の形鋼生産能力を有しています。そして、形鋼生産能力の大部分は海外の工場です。
また、ヤマトスチールは河川護岸や土留といった土木工事に使用されるシートパイル(鋼矢板)の生産も得意にしています。これは日本国内ではヤマトスチールを含めた3社のみが生産できる製品であり、近年多発している洪水などの自然災害の防止·復旧に貢献しています。
分岐器を製造する大和軌道製造は、新幹線の脱線防止ガードを開発·製造しています。これは鉄鋼から軌道用品加工までを一貫して行うことのできる大和工業グループならではの製品です。
大和工業グループ従業員4,400人のうち、海外グループに属する社員が3,800人です。(2024年3月末時点)
ヤマトスチールは、大和工業グループの鉄鋼事業のマザー工場としてグループの技術を支えており、毎年各国の技術者が集まる技術会議を開催するなど、グループ間の技術力向上に努めています。
日本の鉄鋼事業の中核を担うヤマトスチールは、主力の鉄鋼製品において「エコリーフ」と「カーボンフットプリント」という環境宣言の認証を2020年に取得しました。日本の鉄鋼業界でこれら2種類の認証を取得したのはヤマトスチールが初めてとなります。
大和工業グループでは、このような環境への取り組みを高いレベルで実施し、環境にやさしいモノづくりで世界のインフラ、そして人々の未来を支えています。
地域貢献として姫路の女子プロバレーボールチームである“ヴィクトリーナ姫路”のTOPスポンサーを、また同じく姫路の女子プロサッカーチームである“ASハリマアルビオン”のスポンサーを務めています。応援チケットなども定期的に配布しているので、一緒に応援して地域を盛り上げましょう!
また、大和工業グループは鉄鋼業界だけでなく次代を担う人材の教育支援に力を入れており、京都大学経営管理大学院の奨学金、兵庫県立姫路西高等学校のデータサイエンスコンテストの協賛、兵庫県英語スピーチコンテストの協賛など、合計で約700万円(年間)の支援を行っております。
2021年には、本社及び工場のある姫路市大津区の活性化を目的に、地域の子どもたちにも喜んでもらえるような、自然·資源循環·未来·姫路をイメージした幅50mの巨大壁画を掲出しました。是非ご覧ください!
大和工業グループでは、社員の育児休業、産前·産後休業からの復帰率は100%です。また、育児時短勤務制度や子の看護休暇制度などもあり、ワーキングマザーや子育て世代にも働きやすい職場です。
育児短時間勤務については、子が小学校を卒業するまで対象となっており、勤務時間は4時間~7時間で1時間単位での選択が可能です。
また、育児や子の看護によって出勤が困難な社員については、在宅テレワークの勤務環境も整えるなど、仕事と育児の両立を支援しております。
大和工業グループには、社員食堂があり、安価で健康にも配慮した食事が提供されます。社員は会社補助を受けることが出来るので昼食代は1食150円です。また、月に1度スペシャルランチを用意しています。
男性社員は独身寮を月8,500円(水道光熱費込み)で利用できます。また、朝食は1食160円、夕食は1食290円と若手社員を応援する価格設定になっています。女性社員は近隣の賃貸マンション·アパートを月8,000円で利用できます。
現在、管理部門の機能強化を目指した本社事務所の建替えプロジェクトも進んでいます。このプロジェクトは若手中心のメンバーにより、快適なオフィス作りの具体的な検討が進められています。
66.7%
寮利用率
(入社3年目以内の従業員)