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大和工業グループについて

独自の展開で世界市場を切り拓いてきた
独立資本のグローバル鉄鋼メーカーです。
大和工業グループは、大和工業株式会社を中核に、世界8ヶ国で鉄の精錬から鉄鋼製品の製造・販売までを一貫して行うグローバル鉄鋼メーカーです。どの大手系列にも属さない独立資本グループであり、日本の電炉メーカーに先駆けグローバル展開を行う等、独自の成長への道を自ら切り拓いてきました。yamatoが大切にするのは、モノづくり企業としての誇りと、フェアの精神。国内はもとより世界中のどこにおいても、yamatoはマーケット、提携先、取引先、そして社員一人ひとりとのフェアな関係構築を重んじます。モノづくりの技術で世界に貢献する日系企業としての誇りを忘れることなく、一人ひとりが能力と人間力の向上に取り組み続けます。yamatoの海外展開はアメリカ、アジア地域に加え中東地域へと大きく広がりました。磨き上げた技術で世界的シェアの拡大を目指します。
大和工業グループの事業
大和工業グループが展開しているのは、「鉄鋼事業」「軌道用品事業」の2つの事業。「鉄鋼事業」はグループの中核となる事業であり、国内電炉メーカーに先駆け海外進出を図り、現在ではグローバル鉄鋼メーカーに成長しました。また、「鉄鋼事業」のうち重工部門は船舶の船尾部分の製造をおこなっています。「軌道用品事業」は鉄道の分岐路などに関連する製品の開発・製造を行っています。そして各部門の強みをリンクさせ、シナジーを生み出していることが大きな特長です。
電気炉について

鉄のスクラップが、高品質な鉄鋼に。
資源リサイクルにも貢献する
「電気炉」の技術。
電気炉の特徴としくみ
一般的に知られているのは「高炉」という、鉄鉱石を原料とした製鋼法。それに対してyamatoが手がける「電気炉」を用いた製鋼法では、鉄のスクラップが主原料となっています。エネルギーを利用しますが、消費エネルギーやCO2の排出量は「高炉」よりも遥かに低く、製造過程も省エネルギー。限りある鉄資源を高品質な鉄鋼製品へと効率良く生まれ変わらせ社会に循環させる、環境にも優しい製鋼法なのです。

製造工程の省エネルギー化
日本の拠点であるヤマトスチールでは、より環境負荷の少ない設備を導入し、高炉法と比較してCO2発生率を1/6にまで低減させる事を実現。また、タイのSiam Yamato Steelでは太陽光発電による自然エネルギーの活用や廃熱利用の促進などの環境対策を積極的に行い、グループ全体で省エネルギー・省資源化へ向け日々開発研究を重ねております。
電気炉で鉄鋼ができるまで
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鉄スクラップ
廃自動車や、建築物の解体現場から出たリサイクルの鉄。
電気炉
鉄スクラップを投入し電気の力で溶解。ヤマトスチールでは鉄スクラップを炉の熱で投入前に温める装置も導入し省エネルギーでの溶解を実現しております。
取鍋製錬炉
溶鋼を電炉から、バケツ状の取鍋に移し不純物を取り除き、成分の管理を行います。
ブルーム・ビームブランク
連続鋳造設備取鍋から溶鋼を連続鋳造機の鋳型に注ぎ、長い棒状の形に整えていきます。最終製品に合わせ、2種類の形状を製造します。
半製品
四角い形のブルームと、Hの形に近い形状のビームブランクが完成。次の圧延工程へ運ばれます。
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加熱炉
半製品を加工が可能な温度まで再加熱します。
圧延
再加熱した半製品を、最終製品の形に押し伸ばしていきます。形が整ったらカットし長さを整えます。
ローラー矯正機
圧延が終わった製品は、冷却床と呼ばれるスペースでいったん冷却した後ローラー矯正機で形状の最終調整を行います。
最終製品
検査を経て
お客様の元へ