仕事を知る

CAREER ROLE MODEL キャリア
ロールモデル紹介

大和工業で活躍している、3名の新卒入社メンバーのキャリアロールモデルをご紹介します!

CASE01

地道な積み重ねで
着実とステップアップ!

PROFILE

所属:グローバル事業推進部 ※事務系
入社年:2015年

1年目

経理マンとしての第一歩スタート!社会人の基礎を学ぶ

入社後、配属された経営企画部財務課(現:財務経理部)では、当時、支払伝票がすべて紙であり、紙の支払伝票がデータと証書と一致しているか、正しい手順で決裁が回ってきているかをチェックすることからスタートしました。
多い日は一日100枚以上チェックし、不備があった場合は請求課に連絡して修正してもらう必要があり、少々地味な仕事ではありましたが、社内コミュニケーションや経理業務の基本を学ぶことができ、経理マンとして第一歩をスタートできた一年目だったと思います。

2〜3年目

できることが増え、自走に向けてのステップアップ

できることが、1年目と比べて格段に増えた時期です。
資金業務では、証票の確認・支払い・記帳・財務諸表作成とオペレーションをすべて担当することができ、将来の資金繰り計画の作成など、会社運営の基礎を学ぶことができました。また、外部の人とのコミュニケーションも増え、できる範囲が広がる一方で、ミスが許されないプレッシャーもありました。

ASA事業の管理では、鉄鋼ビジネスに直接関与することで、鉄鋼会社に所属している実感と知識を深めました。ASAから毎月送られてくる資料を読み込んで報告書を作成する過程で、事業環境については米国に駐在している担当者に質問し、日本では技術統括の方々と密に連携し、部長から多くの技術面での知識を教えていただきました。お忙しい部長に一から指導していただいたことは、今でも感謝しています。
この時期に初めて海外出張の機会がありました。プライベートも含めてほとんど海外渡航経験がなく、十数時間の移動にドキドキしたことを覚えています。
ヘルパーという名目での出張でしたが、満足にヘルプすることができず、失意のまま帰国しましたが、学びの多い経験となりました。

5年目以降

大きなプロジェクトを通して自己成長を実感!海外駐在へ

入社5年目頃には、業務の関係者と議論することや、全体を見てTODOを考えるなど、部内の経理業務の大半を一巡することができるようになっていました。
初めての後輩ができて指導する立場になり、みっともない姿を後輩に見せるわけにはいかないと、ちょっと見栄を張って仕事をするようになった頃でもあります。
この時期、初めて財務経理以外の部署との大きなプロジェクトも経験しました。海外とのプロジェクトでは、社内外とコミュニケーションを取る中でさまざまな苦労がありましたが、すべて自分に一任してもらえたので、やりがいがありました。

7年目に海外事業部(現:グローバル事業推進部)に移り、7月からタイのSYSへ赴任し、AccountingとBusiness Developmentの2つの部署に所属しています。日本とタイのコミュニケーションの橋渡しをするとともに、主に会計・税務・ファイナンス面でプロジェクトをサポート。約3年間のプロジェクトに従事したのち、新会社であるGYSの立ち上げのため、10年目の2024年5月にタイからインドネシアに移動となり、現在に至っています。

就活中のみなさんにメッセージ

私が入社した頃と比べて別の会社ではないかと思うくらい、近年は制度含めていい方向に会社が変わってきていると感じます。
また、大和は資金力が強みの会社である一方、どちらかというと人が足らず、マンパワー不足がネックとなる会社だとも感じています。
これから大和のメンバーになってくれる人は重要な資産であり、国内・グローバルにおいても戦力になって、リーダーシップを発揮できる人材になることが強く期待されています。大和は明るい未来が期待できる企業の一つだと思うので、ぜひ一緒に頑張りましょう。

モチベーショングラフ

CASE02

ピンチなときこそ、
チャレンジのとき!

PROFILE

所属:製鋼部 ※技術系
入社年:2009年

1〜3年目

社会人スタート!先輩の背中を見て海外駐在に憧れる

入社2年目の頃に、タイのSYS-2(Siam Yamato Steel 第二工場)の立ち上げ時に研修出張に同行しました。現地で活躍する先輩社員を見て、海外駐在の思いが益々強くなったのを覚えています。 また、入社3年目からは集塵機などの付帯設備を担当。維持管理方法を試行錯誤するなかで業務の進め方、チームで協力する方法を学びました。このときに、一つの工事を完結するまでの大変さとやりがいを知ることができました。

5年目以降

責任が増えやりがいアップ!しかしコロナ禍で…

入社8年目・29歳の頃にCCM(Continuous Casting Machine=連続鋳造機)で新しい設備導入があり、プロジェクトリーダーを任されたことが入社後から今までで最もモチベーションが高まった出来事です。
工事のスケジュール管理から新しい操業方法の立案、立ち上げを担当し、自分で決めたことが製品作りに直結する事にやりがいを感じました。

その後、以前から憧れていた海外駐在のチャンスを得て、アメリカ単身赴任3年目、これからもっと色々挑戦するぞ、という時にコロナ禍で外出自粛を余儀なくされ、人との接触自粛の日々を過ごすことに。
モチベーションの維持に苦労しましたが、この機会に英語を学び直し、こっそりオペレーターと会話するために現場へ足を運びました。全員と友達になることで孤独から無事脱出し、モチベーションも回復させることができました。
現在は帰任しましたが、これまでの経験を活かしてより安全で安定した操業ができるよう、チーム一丸となって設備導入や改善を続け、海外グループ会社に情報共有し、大和工業グループの発展に貢献していきたいと思います。

就活中のみなさんにメッセージ

一つ一つのアイデア、地道な努力が製造現場を良くし、オペレーターが楽になり、正しく製品が作られ、それがお客様に届き、社会のインフラを支えます。
どんなことでもいいので思い切ってチャレンジしてください。

モチベーショングラフ

CASE03

高校卒業から大和で40年!
どの現場、どの仕事も大切

PROFILE

所属:施設管理部
※生産プロフェッショナル系
入社年:1982年

キャリア変遷

高校卒業で入社後、現在に至るまでさまざまな業務を経験

入社1年目から保全業務を担当していました。3年目から製鋼CCM(連続鋳造機)で交代勤務に就いたあと、11年目となる1991年には、現在まで使用している3代目CCM(連続鋳造機)の立ち上がりを経験。
2004年に現場を少し離れて事務所スタッフとなり、製品の新サイズ対応などの業務を行いました。2011年に安全衛生管理課の課長に就任以降は労基法・安衛法を勉強しながら、社内での安全啓発活動を続けてきています。

ターニングポイント

入社40年を超えたベテラン社員のターニングポイント

1984年・入社3年目に経験した2代目の連続鋳造機との出会いも印象深いですが、1991年に新・連続鋳造機(現在まで使用している3代目)の立ち上げを経験できたことが一番のターニングポイントでしょうか。

就活中のみなさんにメッセージ

失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてほしいと思います。大和にはチャレンジを歓迎する風土がある。
時に失敗することもあると思いますが、必要以上に落ち込む必要はありません。
失敗を恐れて何も行動しないということの方が、個人としても組織としても成長のチャンスを逃してしまいます。
だからこそチャレンジし、失敗したとしても「なぜ失敗したのか?」を振り返り、改善することが大切です。
また、「知らない」ということは恥ずかしいと思うこともあるかもしれませんが、決して恥ではなく、さらに成長するための伸びしろになります。
積極的に周りの先輩や上司の力を借りながら、さまざまなことにチャレンジしてみてください。

モチベーショングラフ