大和軌道製造株式会社

ごあいさつ

お客様のご要望にお応え出来る企業を目指して

大和工業グループの一員として
当社は電炉大手の大和工業が創業事業である軌道用品部門を2002年に分社化して誕生した軌道用品メーカーです。大和工業グループは軌道用品の材料を造る上工程の製鋼、圧延工場を有し、素材から加工までの一貫生産を行っています。また、環境に優しい製品作りを実践し、鉄資源の3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進し、循環型社会の実現に貢献しています。

先端技術と職人技の融合
事業の柱は分岐器(ポイント)と地震対策用脱線・逸脱防止ガードの設計・開発、製造です。
分岐器は駅の手前で進路を変える極めて重要な役割があります。当社では分岐器を構成するレールや部品を自動的に加工してくれる最新鋭の無人加工機がある一方、レールを曲げる作業では職人技も残っており、正に先端技術と職人技の融合です。また、分岐器は使う場所によって形状もさまざまで長いものは全長150mにもなります。広大な組立スペースを確保し、どんな大きな分岐器でも屋内で仮組立することで、より高い精度を可能にしています。 脱線・逸脱防止ガードは地震から鉄道を守る役割を担っています。新幹線のレールの内側に並行して設置し、大規模地震時に被害を最小限に食い止める重要な役割があります。
当社は分岐器や脱線・逸脱防止ガードを通じて広く鉄道の安全に貢献しています。

社会的責任を果たす
当社が手掛ける軌道用品は、そのどれ一つをとっても鉄道の安全に直結するため品質には細心の注意を払っています。それと同時に時代が求める高速化、省力化に対応する新たな技術開発にも心血を注いでおります。こうして生み出された製品は国内外のお客様から高い評価と大きな信頼を得ています。私達が精魂込めて作った分岐器や脱線・逸脱防止ガードが鉄道という社会に不可欠な技術を支えていることを心に刻み、社員一同、鉄道に関わる「ものづくり」企業としての誇りをもって、これからも鉄道の安全と発展に寄与する新たな価値を創造し、豊かな社会の実現に貢献して参ります。