大和軌道製造株式会社

調整式C形ガード

ガードレール交換のコストを大幅に削減
特徴01
間隔材を大・小に分割し、2種1組で使用します。
間隔材合わせ面に施した凹凸を組み合わせることで、FW幅を調整します。(凹凸1ピッチに対し幅1mm変動)
特徴02
間隔材(小)には、5種類のサイズがあり、既存間隔材の寸法に合わせてサイズを選択できます。
特徴03
FW幅の調整範囲は最大5mmです。
特徴04
ガードレール締結用座金を両こう配座金に交換することで、間隔材の調整代に対応します。
特徴05
間隔材・両面こう配座金を交換するだけで、既存のC形ガードを調整式C形ガードに変更できます。従って、床板の打ち換え及びまくらぎの交換は不要です。

構成

調整式C形ガードの構成例

図は調整式C形ガードの構成例です。
既成品からの交換は、赤枠内の間隔材(大・小)青枠内の両面こう配座金となります。

調整式C形ガード用間隔材(大小2種1組)
両面こう配座金

両面こう配座金は、座金背面からガードレール接触面までの距離が異なる上下2面より構成されています。ガードレールの摩耗量が少ない初期段階ではA面を、摩耗が進行しFW幅を調整していくことで、A面では対応できなくなると、座金を上下反転させてB面でガードレールを締結します。

効果
ガードレールの寿命延伸により、ガードレールの交換コスト削減が可能
特許
特許公開2003-213601:レール間隔調整構造
納入実績
  • JR,私鉄にて敷設実績があります
  • 平成26年度3月現在 分岐器528組分 50N8#分岐線用(JRCG50NC8-115)で換算