ローラーベアリング床板
床板給油作業の削減に向けて
- 特徴01
- ベアリング部に国産標準品を採用することで、部材調達を容易にし
低価格での生産を実現しました。
- 特徴02
- ベアリング部をユニット化し、ユニット単体での交換が可能です。
- 特徴03
- ベアリングは、トングレールの転換動作がスムーズになるように
段差を付けて配置しています。
構成
ローラーベアリング床板は、専用の床板とローラーユニットで構成されています。 ポイント部には、同一まくらぎ上で左右1組のローラーベアリング床板をトングレール長に合わせた組数で設置しています。
ベアリングの段差
※1 スライド面とベアリング上面(トングレール底部滑り面)の差
- 効果
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工場内屋外試験(100万回転換試験※2)で、無給油床板としての耐久性を確認しました。
また、側線および本線への試験施設によりローラーベアリング床板の有効性を確認しました。
※2 平成16年度 工場内屋外試験試験実施
- 納入実績
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- 平成18年度 訓練線に試験敷設
- 平成19年度 側線分岐器に試験敷設
- 平成20年度 本線分岐器に試験敷設
- 平成25年度 本線分岐器に採用
- 平成27年度7月現在 分岐器83個分